2019年6月20日(木)

書斎のゴルフ

フォローする

最新&人気ドライバー14本 どれが飛ぶの?(下)

(1/2ページ)
2019/5/20 6:30
保存
共有
印刷
その他

 ちまたには多くのドライバーが氾濫、「飛ぶ !飛ぶ!」とやかましい。では、熟年ゴルファーで90切りやシングルが目標という「書斎のゴルフ」読者にとっては、どんなドライバーが飛ぶのか、打ちやすいのか? 読者代表10人(ヘッドスピード36~39メートル毎秒のシニアが8人、若いハードヒッターが2人)が集まり、打ってみた。(日本経済新聞出版社「書斎のゴルフ VOL.42」から)

HONMA「BERES S-06 DRIVER」


▼試打クラブスペック

・ヘッド素材/製法=Ti-811軽比重チタン/鋳造

・フェース素材/製法=Ti5Nチタン/圧延

・ロフト角=10.5度

・ライ角=60度

・体積=460cc

・長さ=46.0インチ

・シャフト=ARMRQ X47(R)

・クラブ重量=280グラム

・価格(3Sグレード)=12万円(税別)

「KEY GROOVE AREA」の大きな反発力で飛ぶ

本間のラグジュアリーシリーズ「ベレスS-06」をとても気に入ったのが山本英貴さん。試打の1球目からハイドローで飛んでいく。しかもすべてネットの同じところに当たり方向性も抜群。「飛距離は自分にとっては十分。しかも打ちやすくて方向性も良い。とても気に入りました」

ソール部の凹溝(KEY GROOVE AREA)と、クラウンのコーナー部分のラウンド形状が、インパクト時のフェースのたわみを大きくし、反発力がアップする構造になっている。それが山本さんにとてもマッチしているのだろう。山本さんは81歳だが弾道を見ていると大変若々しく見えた。

二木光郎さんは「飛距離、方向性とも良いです。構えやすさ、打ちやすさは違和感なく、すっと構えて打てます。打感は少し球離れが早い気がしますが、全体的にとても良いですよ」とこれもかなりの高得点。

柳生田幹久さんも「全体のバランスが良い。安定して曲がらず打感も良い」と好印象だった。S-06は前モデルと比べるとフェース面積を拡大し、有効打点エリアを拡大している。また、クラウン形状を工夫して構えやすくしたことが高評価につながったのだろう。

GLOBERIDE「ONOFF DRIVER KURO」


▼試打クラブスペック

・ヘッド素材=6-4Tiフェース+811Ti薄肉精密鋳造ボディー

・ロフト角=10度

・ライ角=58.5度

・ヘッド体積=460cc

・長さ=45.5インチ

・シャフト=SMOOTH KICK MP-617D

・クラブ重量=306グラム(S)

・バランス=D2(S)

・価格=7万3000円(税別)

ストレート高中弾道のボールで飛ぶ

「球の方向性と高さが良い」と吉田武夫さん

「球の方向性と高さが良い」と吉田武夫さん

やさしく飛ばすことを最優先に開発したオートマチックな操作性のドライバー。そのコンセプトを見事に体現したのが74歳にしてHC5の吉田武夫さんだ。「ボールの方向性と高さが良いですね。中弾道で真っすぐ飛んでいきます。つかまり過ぎを抑え適度なスピン量でストレートボールが打ちやすい」と言う。

それは「オノフ黒」のボディー剛性が緻密にコントロールされ、インパクト時の反発効率を高め、飛距離性能を向上。ヘッド姿勢が安定することで、方向性のばらつきを抑えているからだろう。

「打感や方向性も良いし、オーソドックスな面構えで構えやすい。だけど、もう少しパワーがあれば球が上がってもっと飛びそう」と話すのは73歳でHC7、ヘッドスピード39メートル毎秒の谷高善久さん。オノフ黒はやさしいドライバーで飛ばし、次のショットにつなげたいという片山晋呉プロの要望で生まれただけに、やさしいとはいえシニアにはアンダースペックめが良さそうだ。

23歳、ヘッドスピード50メートル毎秒の長島光希さんは「構えやすくて、フェードを打ちたい人には向いていると感じました。スピン量もちょうど良く直進性に優れていますね」と分析している。

HONMA「TW747 460 DRIVER」


▼試打クラブスペック

・ヘッド素材=Ti6-4+カーボン(ET40)

・製法=鋳造

・シャフト=VIZARD FD-6S

・ロフト角=9.5度(Position:FL時)

・ライ角=60.0度(同)

・ヘッド体積=460cc

・長さ=45.25インチ

・クラブ重量=316.5グラム(S)

・価格=8万5000円(税別)

世界ランクトップのJ・ローズ使用モデル

「調整すればもっと飛ぶ」と鈴木久雄さん

「調整すればもっと飛ぶ」と鈴木久雄さん

世界ナンバーワンのジャスティン・ローズが契約プロに加わり、話題を独占した本間ゴルフ。そのローズの使用ドライバーがこの「TW747 460」だ。ローズはソールのウエートを前後入れ替えて重心位置を浅めにセッティング。せっかくのチャンスなのでローズ仕様のウエート逆セッティングで試打をしてみた。

「ヘッドの形状は私好みでとても構えやすいが、シャフトが6Sで私には硬く重く感じる。タイミングを合わせるのが難しい」と山田隆三さん。ウエートが逆なことを告げると、「やはりそうでしたか。ウエートを元に戻してシャフトもSRかRにすれば印象は全然違うでしょうね」と納得の様子。

鈴木久雄さんは真っすぐの強弾道を何発か打った後に「音がいいですね。業界初の新素材カーボンを採用したとても薄くて軽量なクラウンが良いのでしょうね。本当に飛んでいます」とニコニコ顔。「ただし、浅重心だからか方向性がさらに良くなるとうれしい」と、やはりウエート位置はノーマルのままのほうが良さそうだ。続けて鈴木さんは「シャフトを脱着しなくてもライ角・ロフト角を調整できるので、もっと時間をかけて自分仕様に調節すれば、もっと飛ぶと思います」とコメント。

  • 1
  • 2
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

ゴルフのコラム

スコアアップヘ

電子版トップスポーツトップ

書斎のゴルフ 一覧

フォローする
南田陽平プロはヘッドスピード向上のキーワードとして「クラブの性能を最大限に引き出す」ことと「床反力の活用」を挙げる

 体幹トレーニングとゴルフレッスンの融合を目指す「TAIKANZ GOLF」。計測器のデータとビデオの映像で自分のスイングを客観的に知ることができるゴルフスタジオだ。そこの若手実力派インストラクターで …続き (6/17)

ミスショットをしたあとほど次のアドレスの姿勢が大切。「あごを上げ、胸を張り、口角を上げる」。それだけで良い姿勢になる

 米女子プロゴルフ協会(LPGA)・A級ティーチングプロであるヨッシー小山こと小山佳恵プロ。米国でのティーチング経験を生かして、2015年世界ジュニア日本代表に帯同するなど、日本に戻ってきてからもプロ …続き (6/3)

 米女子プロゴルフ協会(LPGA)・A級ティーチングプロであるヨッシー小山こと小山佳恵プロ。米国でのティーチング経験を生かして、2015年世界ジュニア日本代表に帯同するなど、日本に戻ってきてからもプロ …続き (5/29)

ハイライト・スポーツ

会員権相場情報

[PR]