ゆかりの地からお祝い発信 太宰府で「令和」の人文字

2019/5/1 9:42
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令和が幕を開けた1日朝、元号ゆかりの地となった福岡県太宰府市では、市民ら約1500人が集まり「令和」の人文字を作った。「令和が平和で良い時代でありますように」。参加した人たちは幸せな新時代の到来を笑顔で願った。

令和の典拠となった万葉集の一節は、同市にあったとされる大宰府長官の大伴旅人邸宅で開かれた「梅花の宴」が舞台。この日は大伴旅人が通った大宰府政庁跡(同市)に、午前6時半から多くの人が集合。時折雨が降る中、約1時間かけて、横40メートル、縦60メートルの大きさの「令和」のかたちに並んでいった。

市民ら約1500人が集まって大宰府政庁跡に描いた「令和」の人文字(1日午前、福岡県太宰府市)

市民ら約1500人が集まって大宰府政庁跡に描いた「令和」の人文字(1日午前、福岡県太宰府市)

午前7時半に人文字が完成すると、参加者は一斉に「平成ありがとう」「令和おめでとう」と声を上げ、会場で配られた梅の花の色のチラシや日の丸を振り、思い思いに喜びを表現した。

友人と一緒に来た福岡県久留米市の会社員、山本洋平さん(42)は「特別な時に、特別な場所に立ち会えて感激した」と興奮した様子。「令和は平和で皆が笑っていられるような時代になるようお願いしました」と笑顔をみせた。

家族で参加した太宰府市の大学職員、海老原泰仁さん(38)は「多くの人と喜びを分かち合う一体感に感動した」と満足げ。「令和はこの子が成長していく時代。みなで良い時代にしていきたい」と、長女の幸穂ちゃん(1)の頭をなでた。

人文字イベントを主催した市民グループの代表の島松尚宏さん(77)は「市民が主導した手作りのイベントだったが、多くの人が笑顔で参加してもらえて大成功だった。これからも市民一体となり、令和やゆかりの地大宰府を盛り上げていきたい」と話した。

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