2019年9月21日(土)

ソフトバンクG幹部「数カ月以内に2号ファンド」

2019/4/30 16:51
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【ビバリーヒルズ(カリフォルニア州)=宮本岳則】ソフトバンクグループ(SBG)副社長で「ビジョン・ファンド」を率いるラジーブ・ミスラ氏は29日、米シンクタンクの国際会議で「数カ月以内に2号ファンドの立ち上げを始めたい」と語った。人工知能(AI)など革新的な技術を持つ企業への投資を続けるほか、投資先の海外進出や協業を支援し、高いリターンを目指す考えを示した。

SBGのミスラ氏(右)は2号ファンド構想を明かした(4月29日、米ビバリーヒルズ)=ロイター

SBGのミスラ氏(右)は2号ファンド構想を明かした(4月29日、米ビバリーヒルズ)=ロイター

ミスラ氏は米ミルケン研究所の年次総会「グローバル・カンファレンス」に登壇し、世界最大のテクノロジー・ファンドである「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の戦略について語った。運用総額1000億ドル(約11兆円)の同ファンドは約80社に約800億ドルを投じたという。ミスラ氏は会合後に日本経済新聞の取材に応じ、「2号ファンド」はまだ構想段階としながらも「(1号と)同じ規模を目指したい」と述べた。

新規案件の開拓と並行し、既存投資先への支援に力を入れる。ミスラ氏によるとビジョン・ファンドの運営に関わるスタッフは近く400人規模になるという。インドの格安ホテル運営会社OYO(オヨ)ホテルズアンドホームズは日本進出に向けてソフトバンクと合弁会社を設立した。さらに米国進出も支援していると明かした。

ビジョン・ファンドとトヨタ自動車は、このほど米ライドシェア大手ウーバーテクノロジーズが新設する自動運転技術の開発会社に10億ドル(約1100億円)の出資を決めた。同ファンドは新規株式公開(IPO)を控えるウーバーの筆頭株主。ミスラ氏は出資の狙いについて「ライドシェア最大のコストは運転手の人件費だ」と指摘し、自動運転の導入が黒字化と利益成長に欠かせないとの考えを示した。

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