2019年7月19日(金)

日本サッカー世界への挑戦

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サッカー4代表の熱い夏 世界に挑む若手ら注目
サッカージャーナリスト 大住良之

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2019/5/2 6:30
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気象庁発表のデータによると、東京の2019年の4月は10年以来の寒さだったらしい。夜の試合の取材では、ダウンコート姿の記者も少なくなかった。だが5月下旬、日本のサッカーはいきなり「熱い夏」に突入する。森保一監督率いるA代表とU-22(22歳以下)代表(東京オリンピック代表)、影山雅永監督率いるU-20代表、そして高倉麻子監督率いる女子代表の「なでしこジャパン」、計4つの日本代表が、次々と「世界」に挑戦するのだ。

U-20ワールドカップの先に東京五輪

「先鋒(せんぽう)」を務めるのはU-20日本代表。5月23日に開幕するU-20ワールドカップ・ポーランド大会に出場する。出場24チーム。日本はB組に入り、グループリーグではエクアドル、メキシコ、イタリアと対戦する。

2年に1度開催され、1999年には準優勝に輝いたこともあるこの大会。日本は前回、10年ぶりにアジア予選を突破して2017年韓国大会に出場を果たしたが、ラウンド16(決勝トーナメント1回戦)でベネズエラに0-1で敗れた。しかしそのなかでDF冨安健洋とMF堂安律はすでに昨年からA代表の中心選手になっている。今回もGK大迫敬介(広島)、MF安部裕葵(鹿島)らすでにJリーグで中心選手として活躍している選手もいる。

U-20日本代表には広島・GK大迫(右端)らJリーグで中心選手として活躍する選手もいる=共同

U-20日本代表には広島・GK大迫(右端)らJリーグで中心選手として活躍する選手もいる=共同

今回はU-20ワールドカップの先に「東京オリンピック2020」という目標も控えている。若い選手たちのはつらつとしたチャレンジに注目だ。決勝戦は6月15日だ。

続いて6月1日には、U-22日本代表が南フランスで行われるトゥーロン国際大会に出場する。こちらは12チーム出場の親善トーナメントだが、1967年に第1回大会が行われ、今年で47回目。「若手の登竜門」と呼ばれる歴史ある大会である。森保監督は翌週からのA代表の活動があるため、横内昭展コーチが監督代行を務めると思われる。

日本はA組でイングランド、チリ、ポルトガルと対戦する。グループリーグの後は準決勝と順位決定戦で、6月11日から15日まで行われる。来年のオリンピックに向け、チーム力を上げるとともに選手層を広げたい大会だ。

コパ・アメリカの選手招集に不透明感

6月3日の月曜日に始まる週には、日本代表の活動がスタートする。

まずは国内での親善試合だ。6月5日に豊田スタジアムでトリニダード・トバゴと、そして6月9日にはひとめぼれスタジアム宮城でエルサルバドルと対戦し、6月14日に開幕する南米選手権(コパ・アメリカ、決勝は7月7日)に向けて準備する。

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