2019年9月21日(土)

中間層の復活訴え 民主バイデン氏が初演説

2019/4/30 8:35
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【ピッツバーグ=永沢毅】2020年米大統領選で民主党の候補指名を争うバイデン前副大統領は29日、東部ペンシルベニア州ピッツバーグで出馬表明後の初の演説に臨んだ。「米国をつくったのはウォール街の銀行家やCEO(最高経営責任者)、ヘッジファンドのマネジャーではない。あなた方のような労働者だ」と力説し、中間層の復活を訴えた。

出馬表明して初の選挙演説後に支持者との写真撮影に応じるバイデン前副大統領(29日、ペンシルベニア州ピッツバーグ)

バイデン前副大統領が出馬表明後初の選挙演説をした(29日、ペンシルベニア州ピッツバーグ)

同州は16年大統領選でトランプ大統領が白人労働者層からの支持を得て、僅差で制した激戦州の一つだ。ラストベルト(さびた工業地帯)の代表都市であるピッツバーグを最初の演説地として訪れたバイデン氏は「トランプ氏を倒すとしたらこの街からだ」と強調。労働者層の支持奪還をアピールした。

トランプ政権による大型減税をやり玉にあげて「皆さんに恩恵はあったか?」とその効果を疑問視。「労働者に敬意を払うべきだ」と経営者と労働者層の格差拡大に警鐘を鳴らし、「全ての米国民のために働く大統領が必要だ」と主張した。

バイデン氏の陣営によると、会場には民主の支持団体である労働組合のメンバーら約450人が集結した。約31万人の組合員がいる国際消防士組合からの推薦も得たという。同組合は16年大統領選で民主候補だったヒラリー・クリントン元国務長官を推薦しなかった。バイデン氏はまずは組織固めを進める戦略といえる。

一方のトランプ氏は29日、ツイッターに「偽ニュースのメディアは寝ぼけたジョー(・バイデン氏)を懸命に支援している。私が大統領でいるのはバイデン氏とオバマ前大統領が仕事をしなかったからだ」と投稿。バイデン氏を挑発した。

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