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アルゼンチン中銀、為替介入を予告 通貨下落に対抗

【サンパウロ=外山尚之】アルゼンチン中央銀行は29日、通貨ペソの下落に対する為替介入を予告した。2018年に国際通貨基金(IMF)の支援を受け入れる際に緊急時以外の為替介入を制限するとしていたが、足元で通貨下落が止まらない中、投機筋をけん制した。30日の外国為替市場ではペソは対ドルで前週末比3.3%高となる1ドル=44.35ペソで取引を終えた。

アルゼンチン中銀はIMFとの取り決めに従い、為替介入を予告し対ドル相場を一定幅に誘導する「バンド制」を導入している。現在は1ドル=39.755ペソ~51.448ペソに設定しているが、中銀は29日に発表した声明に「為替レートが51.448ペソ以下であっても、中銀はドルを売ることができる」と明記した。

アルゼンチンでは経済低迷により、改革派のマクリ大統領の支持率が低下。10月に大統領選を控える中、市場では左派勢力の復権を懸念したペソ売りが続いている。過去最安値を更新して取引を終えた26日の時点で、年初からの下落幅は対ドルで17%を超えていた。

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