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ウルフ圧巻、正攻法で初V 全日本柔道

2019/4/29 22:32
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決勝は「技のデパート」ぶりを発揮して勝ち上がってきた加藤が相手。とらえどころのない業師を相手にしても、ウルフは技量で譲らなかった。

ウルフ、初の柔道日本一

全日本選手権決勝で加藤(手前)を破り優勝したウルフ=共同

全日本選手権決勝で加藤(手前)を破り優勝したウルフ=共同

加藤のおはこの一つ、ともえ投げを「右手を絞らせないこと」に徹した組手で封じると、33歳のベテランの息が切れるまでしたたかに待った。延長1分29秒、機は熟したと潜り込むような支え釣り込み足に加藤の体が舞って技あり。全試合でポイントを技で奪っての戴冠となった。

王子谷との準々決勝でも、平成元年の王者である小川直也氏の長男・雄勢との準決勝でも、100キロ超級の相手に体格の壁を全く感じさせなかった。むしろ「無差別」の恩恵にあずかったのはウルフのほうか。いつもの100キロ級の試合につきものの8キロの減量から解放されて「受け(防御)に安定感があって、技をかけるのにもためらいがなかった」。

王子谷を内股で跳ね上げると、9センチ長身の小川にも「投げられることはない」と自信満々。すすんで体を密着させて、最後は大内刈り。片足ケンケンから追いつめて背中を派手につかせての一本勝ちだ。既に世界選手権代表も決めている100キロ級の第一人者が見せたのは、うまさ、速さにパワーもつけ加えた小細工なしの柔道だった。

米国出身の父は駒大で教壇に立つ。「カタカナが名前の選手が(全日本で)勝つのは初めてですね」と、柔道の国際化が進んだ平成の世を締めくくった若者はちゃめっ気たっぷり。「鈴木(桂治)先生、井上(康生)先生を超える柔道家に」と偉大な先人の名を挙げて、令和時代の目標を宣言した。(西堀卓司)

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