2019年6月19日(水)

スリランカ、イスラム女性の「ブルカ」禁止

南西ア・オセアニア
2019/4/29 17:51
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【ニューデリー=黒沼勇史】教会や高級ホテルで連続自爆テロが発生し、250人以上が死亡したスリランカで、同国政府が顔を覆うイスラム教徒の女性衣装「ブルカ」を禁じた。大統領府が28日公表し、29日に適用開始した。宗教的差別ではなく、治安回復のためと説明している。

過激派の潜伏先とみられるスリランカ東部の建物で「イスラム国」(IS)の旗を押収した警察(26日、同国東部)=AP

過激派の捜索・追討を進める中で、ブルカが個人特定の妨げや治安上の脅威になると判断した。現地報道によると、イスラム団体もブルカ禁止に賛同しているといい、今後、法制化など必要な措置を講じる。

同国の人口約2200万人のうち7割が仏教徒で、イスラム教徒は10%弱を占める。連続自爆テロは21日、最大都市コロンボなど8カ所で発生し、中東の過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。政府によると実行犯の1人は女性だった。ISの支援を受けたスリランカのイスラム過激派「ナショナル・タウヒード・ジャマア」(NTJ)などがテロを実行したとみている。

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