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ベテランが若手とせめぎあう ゴルフの持つ多様性
ゴルフジャーナリスト ジム・マッケイブ

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2019/5/1 6:30
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2015年、ジョーダン・スピース(米国)がマスターズ・トーナメントと全米オープンを制し、四大大会で連勝したのは21歳のときだった。彼は2年後の17年に全英オープンのタイトルも獲得し、生涯グランドスラムに早々とリーチを掛けた。

同じ年、スピースとは同級生で、ジュニアの頃から競ってきたジャスティン・トーマス(米国)が全米プロ選手権で優勝。その1カ月後には年間王者となると、賞金1000万ドルを手にした。

2016~17シーズンはトーマスをはじめ20代の選手がフェデックスカップの上位を占めた=AP

2016~17シーズンはトーマスをはじめ20代の選手がフェデックスカップの上位を占めた=AP

あの2016~17シーズン、フェデックスカップの最終ランキングは、1位/トーマス(24)、2位/スピース(24)、3位/ザンダー・シャウフェレ(米国、23)、5位/ジョン・ラーム(スペイン、22)、7位/リッキー・ファウラー(米国、28)、8位/松山英樹(日本、25)と、20代の選手が上位を占めている。

※ カッコ内の年齢はすべて当時

また、あのシーズンはなんと、29大会を20代の選手が制した。プレーオフ最終戦「ツアー選手権」には、フェデックスカップのランキング上位30人しか出場できないが、40代の選手はわずか3人だけ。もう、この時点で若い選手の実力は疑いようがなく、世代交代の波にベテランたちがのまれていった。

■ベテラン勢の巻き返し

ところが、今季はどうも様相が異なる。

先日、43歳のタイガー・ウッズ(米国)がマスターズ・トーナメントで逆転勝ちし、今季メジャー初戦で鮮やかな復活を遂げたが、今季、40歳以上の選手がトーナメントで勝者となったのは、早くも彼で4人目となった。

・マット・クーチャー(米国 40歳/2勝):マヤコバ・クラシック、ソニー・オープン

・フィル・ミケルソン(米国 48歳):AT&Tペブルビーチ・プロアマ

・ポール・ケーシー(英国 41歳):バルスパー選手権

彼ら以外にも、30代後半の選手が結果を残している。

・ジャスティン・ローズ(英国 38歳):ファーマーズ・インシュアランス・オープン

・J・B・ホームズ(米国 37):ジェネシス・オープン

・グレーム・マクダウエル(英国 39):コラレス・プンタカナ選手権

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