その他スポーツ

男子4大会ぶりメダルなし 東京五輪へ厳しい現実

2019/4/27 23:30
保存
共有
印刷
その他

26日に行われた卓球の世界選手権個人戦のシングルス準々決勝で丹羽孝希(スヴェンソン)が敗れ、日本男子は大会を2日間残して全員が敗退、ダブルスで3大会続いていた男子種目のメダル獲得も逃した。40年ぶりのシングルス表彰台が期待された15歳の張本智和(木下グループ)も大舞台で力を発揮できず、東京五輪に向けて厳しい現実を突きつけられた。

前回8強の張本は得意技を封じられ、4回戦で格下の選手に敗れた=共同

前回8強の張本は得意技を封じられ、4回戦で格下の選手に敗れた=共同

怖い物なしの13歳で8強入りした前回とは正反対の展開だった。世界4位で迎えた張本の4回戦。同157位と格下の韓国選手の思い切りの良い強打を止めきれず、「自分から攻められなかった。実力を発揮できなかった」とむせび泣いた。

大会前に負った右手薬指のケガの影響はないと再三強調していたが、直前に休養を余儀なくされたことが痛かった。「練習量が足りず、絶対的な自信を持てなかった」と日本代表の倉嶋監督。チキータレシーブなどのバックハンド技術は世界屈指だが、得意技を封じられた際の柔軟な対応力にも課題を残した。

シングルスでは第8シードの丹羽が8強入りで地力を見せたものの、水谷隼(木下グループ)ら他の3人は2~3回戦負け。張本を含む4人は中国選手と対戦することもかなわなかった。前回は2つのメダルを獲得したダブルスでも、銀メダルペアの森薗政崇(岡山)大島祐哉(木下グループ)組が2回戦で敗退するなど全体として低調な結果に終わった。

丹羽が準々決勝で中国の梁靖崑(奥)に敗れ、男子はメダル獲得を逃した=共同

丹羽が準々決勝で中国の梁靖崑(奥)に敗れ、男子はメダル獲得を逃した=共同

多くの選手を送り込める世界選手権とは異なり、五輪の出場枠はわずか3人。現段階で日本選手最上位の張本を軸とする方針に変わりはなさそうで、団体戦でカギを握るダブルス強化に向け、日本協会は5月以降の国際大会で新たなダブルスペアを模索するという。

その中には水谷と丹羽という、左利き同士の異例の組み合わせも含まれる。これまでの実績も踏まえれば、現状の日本男子陣でこの3人を脅かす存在は見当たらないが、15歳の張本の安定感や6月で30歳になる水谷のコンディションなど不安要素は少なくない。五輪まで1年3カ月余り。弾みをつけるはずの世界選手権で、克服すべき課題の多さがかえって浮き彫りになった。

(ブダペスト=鱸正人)

保存
共有
印刷
その他

電子版トップスポーツトップ

その他スポーツ 一覧

W杯ジャンプ男子個人第3戦で優勝した佐藤幸椰=中央(7日、ニジニタギル)=共同

 【ニジニタギル(ロシア)=共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は7日、ロシアのニジニタギルで個人第3戦(ヒルサイズ=HS134メートル)が行われ、24歳の佐藤幸椰(雪印メグミ …続き (1:46)

 フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)は7日、フィンランドのルカでモーグル開幕戦が行われ、男子は2018年平昌冬季五輪代表の堀島行真(中京大)、女子はW杯初出場の15歳、川村あんり(ジョックス …続き (1:34)

 卓球のTリーグは7日、岡山武道館などで行われ、男子は東京が岡山を3―1で下して連勝を4に伸ばし8勝3敗で首位に立った。女子は日本生命が3―1で日本ペイントに勝って6勝3敗で首位を維持。神奈川は3―2 …続き (1:07)

ハイライト・スポーツ

[PR]