8年連続で転職増、4割が中高年 雇用の流動化進む
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国内で雇用の流動化が徐々に進んでいる。2018年の転職者数は17年比5.8%増の329万人と8年連続で増えた。人手不足に悩む企業が中途採用を増やし、IT(情報技術)やサービス業に人材が移っている。中高年がより高収入を狙って転職する動きも出ている。ただ人の動きの活性化を生産性向上につなげるには課題もある。
総務省の労働力調査によると、18年の転職者数は08年(335万人)以来10年ぶりの高水準となっ...
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