2019年6月25日(火)

マスク氏のツイート、顧問弁護士が監督へ SECと和解

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2019/4/27 7:47
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【シリコンバレー=白石武志】米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が情報開示を巡る過去の取り決めに違反したとして、米証券取引委員会(SEC)が訴えていた問題で、両者は26日までに和解に合意した。今後はテスラが雇った弁護士がマスク氏のツイッター上での情報発信などを監督するという。

テスラのマスクCEOは情報開示を巡る訴訟でSECと和解した=ロイター

マスク氏とSECがそれぞれ26日付で米裁判所に提出した文書で判明した。和解は裁判所の承認を経て正式に成立する見通しだ。マスク氏はツイッター上で2600万人を超えるフォロワーを抱えるスター経営者だが、今後は会社経営に関する情報発信については従来よりも厳しい制限を受けることになる。

SECはテスラの2019年の生産台数に関するマスク氏の2月19日付のツイッターへの投稿が投資家に影響がある内容だったにもかかわらず、会社側の事前承認を得ていなかったと主張。情報開示を巡ってマスク氏と争った18年の訴訟の和解内容に違反する行為だとして、マスク氏を法廷侮辱罪に問うよう求める訴えを起こしていた。

18年の訴訟で和解した際にも、SECはマスク氏が株主らに影響のある情報を発信する際には会社側の事前承認を得るよう義務付けていたが、誰の承認を必要とするかは曖昧だった。今回の和解では証券分野の経験が豊富な顧問弁護士の承認を得ることを合意文書に明記した上で、財政状態やM&A(合併・買収)など事前承認が必要になる具体的な項目を列挙した。

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