2019年6月18日(火)

米、ベネズエラ外相に経済制裁 マドゥロ政権に圧力

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2019/4/27 2:21
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【ブエノスアイレス=外山尚之】米財務省は26日、ベネズエラのアレアサ外相に対する経済制裁を発動した。同氏はチャベス前大統領の娘婿にあたり、現在はマドゥロ政権のスポークスマンとして活動している。同国の裁判所の判事1人も新たに制裁対象とした。米国内の資産を凍結する。

国連安保理で写真を掲げ、米国を非難するベネズエラのアレアサ外相(2月、ニューヨーク)=ロイター

ムニューシン米財務長官は声明で「堕落したマドゥロ(政権)の内部の人々を狙い続ける」と述べた。トランプ米政権は制裁強化でベネズエラへの圧力を強めるが、マドゥロ政権は野党議員の身柄を拘束するなど強権姿勢に拍車をかけている。

米の制裁発表を受け、アレアサ氏は「昨日、国連で米国のベネズエラに対する犯罪的な封鎖を非難したところ、トランプ政権は我々に対する自暴自棄な反応をした」とツイッターに投稿した。「我々は正しい道を歩んでいる」として、自らの正統性を主張した。

野党が過半数を占めるベネズエラ国会は26日、マドゥロ政権が議員の免責特権を無視し、野党議員1人を拘束したと発表した。独裁体制を構築したマドゥロ大統領は足元で野党指導者のグアイド国会議長の側近を逮捕するなど、野党陣営への弾圧を強めている。

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