2019年9月19日(木)

中国恒大集団、蘭商用車大手買収検討か 米紙報道

2019/4/26 23:17
保存
共有
印刷
その他

【広州=川上尚志】中国の不動産大手、中国恒大集団が、ともにオランダ商用車大手のDAFトラックとVDLグループの買収を検討していることが26日分かった。米ブルームバーグ通信が報じた。恒大集団は電気自動車(EV)を新たな事業の柱に育てる方針で、M&A(合併・買収)を積極化している。2社の買収により、EV事業の裾野を広げる狙いがあるとみられる。

恒大集団がDAFトラックなどオランダ企業の買収を検討か(DAF社のウェブサイトより)

買収額や時期などは明らかになっていない。DAFトラックは1928年創業の老舗で、96年に米トラック大手パッカーの傘下に入った。DAF社のウェブサイトによると、欧州の大型トラック市場で17年に15%のシェアを持つ。VDLグループは53年創業で、バス製造のほか金属部品の加工を強みとする。欧州のほか、中国やシンガポールにも拠点を構える。

恒大集団は傘下の恒大健康産業集団を通じてEV事業に力を入れている。18年6月には新興EVベンチャーのファラデー・フューチャー(FF)の株式45%を67億香港ドル(約950億円)で取得した。スウェーデンのEVメーカーであるNEVSの株式取得や、高級車メーカーのケーニグセグとの合弁会社の設立にも動いている。

恒大集団の許家印・董事局主席は3月の業績説明会で「今後、3~5年間で世界最大の実力を持つ新エネルギー車のグループ入りを目指す」と述べており、今後もM&Aなどを通じて規模の拡大を目指すとみられる。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。