「いいものを広げる 協力したい」大塚家具社長
父「私も変わりたい」

2019/4/26 22:12
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大塚家具の大塚久美子社長は26日、父親で同社を創業した大塚勝久氏を訪ねた後、日本経済新聞社などの取材に応じた。大塚久美子社長は同日付で、家具メーカーや販売企業などでつくる業界団体「『スローファニチャー』の会」を設立。大塚勝久氏に名誉会長への就任を求めたといい、「いいものを取り扱い、広げていくということで協力したい」と話した。

大塚勝久氏との面会後、記者の質問に答える大塚家具の大塚久美子社長(26日、東京都渋谷区)

大塚家具の大塚久美子社長との面会後、記者の質問に答える勝久氏(26日、東京都渋谷区)

2人は経営方針を巡って対立し、2015年3月の大塚家具の株主総会では委任状争奪戦に発展した。大塚勝久氏はその後会社を去り、家具販売を手掛ける「匠大塚」(東京・中央)を設立した。2人が顔を会わせるのは約4年ぶりという。

匠大塚が27日に開業する新店「匠大塚 青山」で面会した。大塚久美子社長は大塚勝久氏に、業界団体の名誉会長への就任を求める書類と赤いバラを渡したといい、「(大塚勝久氏は)快く受け取ってくれた」と振り返った。また、「(匠大塚とは)競合他社なので、それぞれの会社の考え方や方針がある。だが、いいものを利用客に広げたいという根底は同じ」と話した。

大塚勝久氏も面会後、取材に応じ、「(大塚久美子社長の)元気な姿を見て安心した。私も変わりたい」と話した。

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