電力小売会社に業務停止命令 消費者庁

2019/4/26 21:53
保存
共有
印刷
その他

消費者庁は26日、「毎月の電気料金が5%安くなる」などとうたっていた電力小売会社「あくびコミュニケーションズ」(東京都渋谷区)に対し、実際は電気料金の一部しか安くならず、特定商取引法に違反するとして、電話勧誘や契約など一部業務の6カ月間の停止を命じたと発表した。命令は25日付。

2016年4月に電力小売り全面自由化が始まって以降、消費者庁が小売電気事業者を特商法に基づき処分するのは初。

消費者庁によると、同社は17年に小売電気事業者として登録し、「AKUBIでんき」の名称で販売。大手電力会社と契約する消費者を対象に、電話勧誘をしていた。

実際の料金プランは、大手と比べて使用量が300キロワット時を超える部分しか安くならなかったが、詳しい説明はせず「今後の値下げ率は毎月5%となっている」などとしていた。また、勧誘中に大手の名称を何度も使うことで関連会社とも思わせていたという。

各地の消費生活センターには17~18年度、1022件の相談が寄せられていた。消費者庁は電気料金に関する勧誘について「契約の相手や本当に安くなるプランかしっかりと確認してほしい」と注意を呼び掛けている。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]