九電、純利益8割増 20年3月期 川内1号機停止前提

2019/4/26 20:45
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九州電力は2020年3月期の連結純利益が前期比78%増の550億円になる見通しだと発表した。1日から実施した電気料金引き下げで販売量が増えるほか、燃料コストが石油などより安い石炭を使う火力発電所の松浦発電所2号機の稼働も寄与する。年間配当も10円増の40円にする。

テロ対策施設の建設が遅れている川内原発1号機については「施設建設期限の20年3月17日から運転を停止する見通しで予想を立てた」(犬塚雅彦常務執行役員)と説明した。

売上高は3%増の2兆850億円。1日から平均1.3%程度値下げし、新電力などに流出した顧客を奪回し、販売電力量は1.9%増の736億キロワット時を見込む。前期は暖冬の影響で冬場の暖房需要が伸び悩み、前の期比5.9%減の722億キロワット時だった。

営業利益は21%増の1050億円を計画。松浦2号機が6月に試運転を始め、12月に営業運転に移行する見込みで、燃料費負担が約70億円減る見通し。経常利益は52%増の800億円。前期に計上した海外事業に関する持ち分法投資損失がなくなる影響が大きい。

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