2019年8月20日(火)

SXSWのスタートアップ事情、参加企業が報告

2019/4/26 20:20
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米テキサス州オースティンで3月に開かれたスタートアップが集まるイベント「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」に出展した企業の報告会「日経イノベーションミートアップ」(日本経済新聞社主催)が25日、東京都内で開かれた。2019年はNTTコミュニケーションズやNECが初出展するなど大企業の参加も目立つ。新興企業は出展を通じて世界に存在をアピールした。

SXSWに参加した経営者らが成果を報告した

地図の電子化サービスのStroly(ストローリー、京都市)はSXSWの公式地図に携わった。スマートフォン(スマホ)で紙製の会場の地図を読み取ると、位置情報と組み合わせて地図上のどこにいるかをスマホに表示できる。地図の効果もあり、ブースには1日100人以上が訪れたという。

そろばん式教材開発のDigika(デヂカ、東京・千代田)は教育とIT(情報技術)を組み合わせた「エドテック」部門の事業コンテストに参加した。同社はそろばんをタブレットに置き換え、両手だけで暗算できるようにする教材「そろタッチ」を手がける。優勝はならなかったが、米国外から唯一参加し、橋本恭伸社長は「最も学習者に寄り添ったサービスと評価してもらえた」という。

東京大学はスタートアップ創出でSXSWの活用に積極的だ。出展する学生チームを募る「Todai To Texas」を14年に始め、19年までに40チーム超を派遣してきた。約半分はその後で起業に至っている。東京大学産学協創推進本部の菅原岳人氏はSXSWを「起業前の学生でも、未来像を示せば輝ける場所」と評し、東大発スタートアップを生む重要な役割を果たしているとの見方を示した。

「Todai To Texas」にも深く関わるエンジェル投資家の鎌田富久氏は、参加のメリットを「自社が世界で通用するかどうか、感覚がつかめること」と話す。SXSWを飛躍のきっかけにするスタートアップが今後も増えそうだ。

(山田遼太郎)

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