空き家率、山口県は17.6%で全国9位

2019/4/26 19:50
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総務省が26日公表した住宅・土地統計調査によると、中国5県の2018年の空き家率は、山口県が17.6%で最も高く、全国でも9位だった。他の4県はともに15%台だが、鳥取県(15.3%)と島根県(15.2%)が前回調査の13年から上昇したのに対し、岡山県(15.5%)と広島県(15.1%)は低下し、方向性は分かれた。

山口県の空き家率は前回調査の16.2%からさらに1.4ポイント上昇した。人口減少や東京などへの流出に歯止めがかからないことが背景にある。そのため同県は今年度、県民向けの空き家利活用セミナー開催のほか、中古住宅の流通を促そうと売り主の建物状況調査(インスペクション)への補助など、空き家の発生抑制策を強化する。

岡山県は空き家数は前回から2千戸増えたが、分母となる総住宅数が3万2千戸も増えたため、空き家率は前回から0.3ポイント低下した。

一方、広島県は空き家率が前回の15.9%から0.8ポイント低下しただけでなく、空き家数も前回から5千戸減った。空き家率の低下について同県は「世帯数がまだ増えているのに住宅数の増加が鈍化したことが影響した可能性があるが、全国平均よりはまだ高い」(住宅課)としており、今後詳しく分析する方針。

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