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村田製の20年3月期、純利益18%減 高級スマホ向け不振

企業決算
関西
2019/4/26 20:30
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村田製作所は26日、2020年3月期(米国会計基準)の連結純利益が前期比18%減の1700億円になる見通しだと発表した。市場予想(QUICKコンセンサス)を700億円以上、下回る。高価格帯スマートフォン(スマホ)の生産調整などの影響を受け、通信向け電子部品が減る。一方、TDKアルプスアルパインの20年3月期は自動車向けの好調で最終増益となる見通しだ。

「中国を中心にハイエンドスマホの販売が弱い。上半期には生産調整や在庫調整があり、勢いに欠ける」。同日記者会見した村田恒夫会長兼社長は20年3月期のスマホ市場について、悲観的な見方を示した。

売上高は1兆5800億円と微増を見込む。カーエレクトロニクス向けは車載向け積層セラミックコンデンサー(MLCC)などの好調で3000億円強と19%増収になる。ただ、主力の通信向けは7000億円強と7%減少する。

営業利益は18%減の2200億円を見込む。スマホ向けの出荷減が響き、生産拠点の操業率低下に伴う減益要因が240億円になる。さらに電子部品などの売価引き下げも250億円の減益につながる。減価償却費は220億円強増える計画だ。400億円の合理化効果を見込むが、補えない。

もっとも、下期の業績回復も示唆した。村田会長兼社長は「下期以降には次世代通信規格『5G』向け需要も本格化してくる。電子部品の需要が拡大する状況に変化はない」と強調した。

同日発表した19年3月期の連結決算では、売上高は前の期比15%増の1兆5750億円となり、純利益は42%増の2069億円と過去最高を更新した。

この日は他の電子部品大手も19年3月期決算を発表した。TDKは同日、20年3月期の連結純利益(米国会計基準)が前期比2%増の840億円となる見通しだと発表した。自動車向けを中心に主力のセラミックコンデンサーなど受動部品が堅調なため。石黒成直社長は「6月以降、特に車載向けについては受注が戻る気配がある。決して悲観的には見ていない」と話した。

アルプスアルパインも同日、20年3月期の連結純利益が42%増の315億円になる見通しだと発表した。車載向け電子部品が堅調に伸びる。

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