2019年5月26日(日)

泊原発の断層、北海道電が追加調査へ 規制委に報告

環境エネ・素材
科学&新技術
社会
2019/4/26 19:15
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北海道電力は26日、泊原子力発電所の敷地内を通る断層について追加調査をすると原子力規制委員会に報告した。規制委が2月に「活断層であることを否定できない」との見解を示したことへの反論材料を集める。調査は今秋までかかる予定で、再稼働に向けた審査は長引きそうだ。

泊原発では1、2号機の近くを断層が通っている。北電の魚住元取締役は26日の審査会合後、この断層に関して「活断層ではない」とあらためて強調した。主張を裏付けるため、断層周辺を掘削して地質を調べて必要なデータを集める。

北電は2013年7月に泊原発再稼働に向けた申請を規制委に出したが、断層を巡る議論が長引いている。仮に活断層の可能性を否定できなければ、原発の耐震性に求められる基準地震動が大きくなる。追加の耐震工事が必要になり、経営の圧迫要因になりかねない。

東京電力福島第1原子力発電所の事故を受けて、13年に施行した原発の新規制基準では12万~13万年前以降にずれた可能性が否定できない断層を「活断層」と定義した。

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