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日本初「妖怪博物館」開館 広島、5千点収蔵

日本初の妖怪博物館で、約5千点の資料を収蔵する「湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)」が26日、広島県三次市にオープンし、記念式典が開かれた。来館者が描く妖怪の絵がスクリーン上で動くなど、最新技術を駆使したコーナーも設けた。

三次市は、江戸時代から伝わり、妖怪が登場する民話「稲生物怪録」の舞台。民話を題材にした絵巻が幾つも伝えられ、江戸後期には国学者の平田篤胤によって広く流布された。

式典では、同館に約5千点の資料を寄贈した妖怪研究家の湯本豪一氏(68)=東京都江戸川区=が「古くから三次に伝わる妖怪と新しく移住してくる妖怪たちがタッグを組み、市を盛り上げる力になれば」とあいさつ。各地で地域おこしに協力している歌手の泉谷しげるさんも参加し、魔王を描いたという自作の絵画を同館に寄贈した。

同館では、2016年に湯本氏から寄贈された資料のうち、稲生物怪録の絵巻物や、妖怪のようなキャラクターが手書きで描かれた「人面草紙」と呼ばれる資料、工芸品など約160点を展示。「デジタル妖怪大図鑑」では、タッチパネルで妖怪の歴史などを学べる。

広島市から訪れた会社員、岡馬明充さん(39)は「実物資料を見られる機会は少ないのでうれしい。妖怪ファンの聖地になってほしい」と満足そうに話した。〔共同〕

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