2019年5月27日(月)

ダイムラー、純利益8%減 1~3月 乗用車が不振

自動車・機械
ヨーロッパ
2019/4/26 18:21
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【フランクフルト=深尾幸生】独ダイムラーが26日発表した2019年1~3月期の決算は純利益が前年同期比8%減の20億9500万ユーロ(約2600億円)だった。「メルセデス・ベンツ」など主力の乗用車部門の販売が米国や中国などで不振で、電動化などの先行投資も重荷となった。

「メルセデス・ベンツ」の収益力が悪化している=ロイター

売上高は横ばいの396億9800万ユーロ。営業利益は16%減の28億200万ユーロだった。37%の営業減益となった乗用車をはじめ、トラック、バン、バスの4事業部門のすべてで前年同期の実績を下回った。金融部門で7億1800万ユーロの一時的な利益があったが、補いきれなかった。

販売台数は4事業部門全体で4%減の77万台、主力の乗用車部門は7%減の55万台だった。乗用車は中国で3%減、米国も9%減だった。市場環境の悪化から値下げを余儀なくされ、在庫も拡大している。乗用車部門の営業利益率は6.1%と2.9ポイント低下した。

トラック部門は販売台数は増えたが営業利益は10%減。バン部門はアルゼンチンとロシアでの生産車種変更の影響で赤字に転落した。

同社はグループの売上高と営業利益が「18年をやや上回る」との業績予想は据え置いた。ただ、ディーター・ツェッチェ社長は声明で「1~3月期の結果からは19年の目標達成に近づいたとは言えない。短期的なコスト削減策は避けられない」と指摘した。コスト削減の内容は分析中とした。

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