2019年5月24日(金)

川崎汽船、社外取に「物言う株主」選定

サービス・食品
2019/4/26 17:55
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川崎汽船は26日、社外取締役の候補者に、筆頭株主である投資ファンドのエフィッシモ・キャピタル・マネージメントの内田龍平氏を選定したと発表した。6月21日の定時株主総会で提案する。川崎汽船は2019年3月期の最終損益が1111億円の赤字と財務基盤が不安定だ。「経営管理の高度化や投資のリスクの管理について知見を高め合う」(鳥山幸夫専務執行役員)のが目的としている。

川崎汽船は前期の最終損益が赤字だった

旧村上ファンド出身者が設立したエフィッシモは、15年に約6%の株を取得して大株主となり、16年には約40%まで買い増した。株主総会で社長人事に反対するなど「物言う株主」として存在感を示してきた。

川崎汽船の鳥山氏は26日の決算記者会見で、前期の赤字が内田氏の受け入れにつながったとの見方は「事実ではない」と否定した。株主の視点から助言を受け、20年の黒字回復を確実にする考えだ。

内田氏は三菱商事や旧産業革新機構を経て、12年にエフィッシモに入社した。エフィッシモは26日、川崎汽船の株式保有目的を「投資及び経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」から「純投資」に変更している。

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