2019年6月26日(水)

ドイツ銀、1~3月期の純利益67%増 リストラが奏功、投資銀行部門の不振続く

金融機関
ヨーロッパ
2019/4/26 18:00
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【ベルリン=石川潤】ドイツ銀行が26日発表した2019年1~3月期の純利益は2億100万ユーロ(約250億円)と前年同期比67%増となった。主力の投資銀行部門の不振が続くなか、大規模な人員削減などリストラで利益を確保した形で、本格的な業績回復には道半ばといえそうだ。

ドイツ銀行は投資銀行部門の再建が課題に=ロイター

ドイツ銀は25日、リスクやコストに見合った利益が期待できないとしてコメルツ銀行との統合交渉を打ち切ったばかり。生き残りには稼ぎ頭の投資銀行部門の立て直しが欠かせないが、1~3月の収入は債券が19%減、株式が18%減と大きく落ち込んだ。投資銀行部門の損益は8800万ユーロの赤字に転落した。

ドイツ銀のゼービング最高経営責任者(CEO)は統合交渉打ち切りを受けた従業員向けのメッセージで「我々は自力で正しい方向に進んでいる」と述べた。リストラが着実に進み、融資拡大など明るい兆しもみられるのは確かだが、減収に歯止めがかからなければ新たな再編圧力にさらされる可能性も残る。

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