2019年5月24日(金)

鉱工業生産「弱含み」に下方修正 3月0.9%低下

経済
2019/4/26 10:53
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経済産業省が26日発表した3月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み、速報値)は前月比0.9%低下の101.9だった。低下は2カ月ぶり。中国経済の減速などを背景に、半導体関連など輸出向けの品目が減産した。生産の基調判断は「生産は足踏みをしている」から「生産はこのところ弱含み」に下方修正した。1~3月でも2四半期ぶりのマイナスとなった。

QUICKがまとめた民間予測の中心値(0.1%低下)を下回った。業種別では15業種中7業種が低下した。もっとも下げに寄与したのが自動車で、前月比3.4%下がった。北米向けに普通乗用車の輸出が低調だったほか中国向けでも自動車部品が伸び悩んだ。生産用機械は6.7%下がり、アジア向けの半導体製造装置やディスプレー製造装置の生産が振るわなかった。

経産省は「前月に上昇した業種の反動減が目立つ」と指摘。「輸出向け品目が思いの外低下したことが要因」とした。1~3月の生産は102.3となり、前期比で2.6%低下と2四半期ぶりのマイナスだった。

ただ4月以降は増産を見込む。メーカーの先行き予測をまとめた製造工業生産予測調査によると、4月は前月比2.7%、5月は3.6%の上昇となる。ただ大型連休の影響が予測しきれず、不透明な面もある。

出荷指数は0.6%低下の101.6と2カ月ぶりに前月を下回った。在庫は1.6%上昇の104.0で2カ月連続で上昇した。

過去の統計データがご覧いただけます。

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