2019年9月19日(木)

米アマゾン、純利益2.2倍 1~3月売り上げ伸びは鈍化

2019/4/26 5:46 (2019/4/26 7:51更新)
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【シリコンバレー=白石武志】米アマゾン・ドット・コムが25日発表した2019年1~3月期決算は、純利益が前年同期比2.2倍の35億6100万ドル(約3900億円)だった。クラウドサービスなど利幅が大きい事業部門の成長が続き、4四半期連続で最高益を更新した。ただ、主力のネット通販事業は米国内外での競争が激しく、売り上げの伸びは鈍化した。

売上高は17%増の597億ドルだった。アナリストらの事前予想(596億ドル前後)をわずかに上回ったが、伸び率は前年同期(43%増)に比べ26ポイント低下した。売上高の49%を占める直営のネット通販事業の売上高の伸び率が10%にとどまり、前年同期の半分の水準になったのが響いた。

米国のネット通販市場ではなおアマゾンは5割弱のシェアを握るものの、大手小売りチェーンの米ウォルマートなどが品ぞろえや配送サービスを充実させて追い上げつつある。中国ではアリババ集団など地場企業に押されており、アマゾンは4月18日には中国国内向けのネット通販事業から撤退すると発表している。

アマゾンの1~3月の最終利益は2.2倍となった(米シアトルの本社)

アマゾンの1~3月の最終利益は2.2倍となった(米シアトルの本社)

1株当たり利益(EPS)は7.09ドルで、事前の市場予想(4.7ドル程度)を上回った。利益率が高いクラウドサービス「AWS」部門の売上高が前年同期から41%増え、業績をけん引した。同じく利幅が大きいとされる広告事業を含むその他事業の売上高も34%増加した。

19年4~6月期の売上高は595億~635億ドル程度を見込む。前年同期からの伸び率は13~20%となり、売上高の成長は減速傾向が続く見通しだ。

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