「組織罰」導入、遺族ら求める 法制化へ動き見えず
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2005年のJR福知山線脱線事故は、重大事故を起こした企業に刑事罰を科す「組織罰」の議論を巻き起こした。企業に安全対策を徹底させようと遺族らが導入を求めているが、法制化に向けた具体的な動きは見えない。
「安全対策や管理を怠った会社の刑事責任を問うべきだ」。20日、脱線事故の遺族ら「組織罰を実現する会」が兵庫県川西市内で開いた会合。同会代表で長女を脱線事故で亡くした大森重美さんが訴えた。
遺族らが問...
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