2019年5月23日(木)

「米景気後退は20年か21年」 ゴールドマン運用調査

金融機関
北米
2019/4/26 1:55
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【ニューヨーク=宮本岳則】米運用会社ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントは世界の保険会社の投資・財務責任者に運用環境を聞いた「2019年保険会社調査」を公表した。米経済の景気後退入りの時期について「20年」、または「21年」と答えた割合が共に41%で並んだ。先行きにリスクを感じながらも、すぐに腰折れする兆候はないとの見方が多いようだ。

しばらく景気拡大が続くとの見方が多い(米バージニア州)=AP

ゴールドマンの調査には、世界の保険会社から307人の最高投資責任者(CIO)や最高財務責任者(CFO)が回答した。運用額は合計13兆ドル(約1430兆円)に達する。運用上のマクロ経済リスクを聞いたところ、「米経済の減速や景気後退入り」を1番に挙げた担当者の割合は35%と18年調査よりも11ポイント上昇した。一方、インフレ懸念は大きく後退した。

米経済の見通しについて、19年に景気後退に入ると答えた割合はわずか2%だった。20年、21年と答えた割合が4割ずつと最も高く、「今後3年間は景気後退なし」との回答も全体の16%を占めた。運用担当者の間では地政学問題への関心も高い。今後12カ月のリスクとして指摘が多かったのは「米中貿易摩擦」で全体の53%に達した。次いで「米政治」(24%)との回答が多く、英国の「合意なき欧州連合(EU)離脱」は11%だった。

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