2019年5月21日(火)

ソフトバンク、成層圏通信23年実用化 グーグル系と

ネット・IT
2019/4/26 1:13
保存
共有
印刷
その他

ソフトバンク子会社のHAPSモバイルが開発した無人航空機「HAWK30」

ソフトバンク子会社のHAPSモバイルが開発した無人航空機「HAWK30」

ソフトバンクは25日、上空20キロメートルの成層圏に通信基地局となる無人航空機を打ち上げる事業で、米グーグル系のスタートアップと提携すると正式発表した。1基で直径200キロメートルという広いエリアをサービス化できる利点を生かし、インターネット接続環境が乏しい赤道直下の国々を対象に2023年ごろのサービス開始を目指す。

【関連記事】「空飛ぶ基地局で格差なくす」 ソフトバンク副社長

「まだ人類の半数にあたる37億人がネットに接続できていない」。25日に東京都内で記者会見したソフトバンクの宮川潤一副社長は「これらの人々が月1ドルを支払うだけでも約4兆円の市場が生まれる」と語る。

ソフトバンクは高度20キロメートルの成層圏を飛べる無人飛行機「HAWK30」を製作。全長約78メートルで、主翼に取り付けた太陽光パネルが生む電力でプロペラを稼働し、6カ月間飛び続けられるという。グーグルを傘下に持つ米アルファベットの子会社、ルーンと提携。無人航空機や気球を使い、成層圏通信の普及を目指す。

ソフトバンクの宮川潤一副社長(右)と米グーグル系ルーンのアラステア・ウエストサース最高経営責任者(左)(25日、目黒区)

ソフトバンクの宮川潤一副社長(右)と米グーグル系ルーンのアラステア・ウエストサース最高経営責任者(左)(25日、目黒区)

ネット接続環境が少ないアフリカや南米、東南アジアなどで事業を始める。「一つの国で数十億円を投資し、10~20機の無人航空機を飛ばしてサービスを展開する」(宮川副社長)という。

【関連記事】
ソフトバンク、空飛ぶ通信基地局 グーグルと提携
スマホ「圏外」23年度に解消、過疎地に基地局計画

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報