2019年8月24日(土)

ゴーン元会長、険しい表情崩さず 3週間ぶりの保釈

2019/4/26 0:24
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日産自動車元会長、カルロス・ゴーン被告(65)が25日深夜、3週間ぶりに東京拘置所(東京・葛飾)から保釈された。作業服姿で現れた前回と異なり、今回はスーツ姿。厳しい表情を浮かべながら、迎えの車に乗り込んだゴーン元会長は今後、法廷での検察との対決に備え、弁護団と準備を本格化させる。

ゴーン元会長が拘置所の入り口に姿を見せたのは、周囲の住宅から明かりが消え始めた25日午後10時20分ごろ。ゴーン元会長が現れると報道陣から一斉にカメラのフラッシュがたかれた。

保釈され東京拘置所を出るカルロス・ゴーン被告(25日、東京都葛飾区)

保釈され東京拘置所を出るカルロス・ゴーン被告(25日、東京都葛飾区)

スーツに白シャツ姿で、背筋を伸ばしたゴーン元会長は、迎えにきた弁護団の一人、高野隆弁護士に付き添われ、疲れをうかがわせないしっかりとした足取りだった。5人ほどの警備員に囲まれながら険しい表情を崩さず無言のまま、玄関正面に止められた黒のミニバンの後部座席へ乗り込んだ。

保釈され東京拘置所を出るゴーン元会長(25日、東京都葛飾区)

保釈され東京拘置所を出るゴーン元会長(25日、東京都葛飾区)

フラッシュが車内を照らす中で、ゴーン元会長は視線を落とさず、正面を見据えて拘置所をあとに。翌26日の午前1時前、都内の居住先に到着し、足早に屋内に入った。

ゴーン元会長は再保釈後、米国の広報代理人を通じて出した声明で、「保釈のために闘った家族と国内外の支援者に感謝する」と謝辞を述べつつ、妻との接触を禁じた保釈条件について「残酷で不必要だ」と非難した。

「私は無実との主張を変えていない。潔白が完全に証明されるよう、公正な裁判を与えられることを望む」と訴えた。

地裁は26日、弁護側と検察側を集め、公判の進め方について協議を開く予定。弁護側や検察側の準備状況を確認する見通しだ。

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