トランプ氏「特別検察官の解任、指示せず」元法律顧問に

2019/4/25 23:59
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【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は25日、ツイッターでロシア疑惑の捜査を仕切ってきたモラー特別検察官の解任を周辺に指示したことはないと主張した。モラー氏は捜査報告書で、トランプ氏が2017年にホワイトハウス法律顧問に指示したと指摘し、捜査妨害にあたる可能性がある事案として取り上げた。事実認識が食い違ったことで、野党・民主党では元法律顧問を議会公聴会に招致すべきだとの声が強まりそうだ。

モラー米特別検察官はロシア疑惑の捜査を仕切った(ワシントン)=ロイター

トランプ氏は法律顧問を務めたドナルド・マクガーン氏の名前をあげて「モラー氏の解任を指示したことはない」と断言した。「偽ニュースメディアによって不正確に報じられている」とも強弁し、「もしモラー氏を解任したければマクガーン氏に頼る必要はない。私自身ができることだ」と強調した。

捜査報告書によると、マクガーン氏は17年にトランプ氏からモラー氏の解任を電話で2回指示された。マクガーン氏は実行に移す考えはなく周辺に辞意を漏らしていた。このやり取りは、トランプ氏が捜査妨害に問われる可能性がある疑惑行為として注目を集めていた。

民主党はマクガーン氏が当時の状況を深く知るとみて、強制力のある召喚状を使って同氏に議会証言を要求している。だがトランプ氏は証言に反対する意向を示し、対立が深まっている。

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