2019年6月24日(月)

航空機部品製造のオノプラント、ファンドの買収受け入れ

北関東・信越
2019/4/25 20:11
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航空機部品製造のオノプラント(栃木県上三川町)は、新生銀行系ファンドの新生企業投資(東京・中央)とレンブラント・インベストメント(神奈川県厚木市)が運営するファンドによる買収を受け入れた。外部から経営ノウハウを取り入れつつ、創業家からの事業承継にも先手を打つ。既存事業の体力強化に加え、ユニット製造などへの事業拡大も狙う。

オノプラントの本社(栃木県上三川町)

新生企業投資とレンブラント・インベストメントが共同で運用し、栃木銀行なども出資するファンドが、特別目的会社(SPC)を通じてオノプラントの創業家から全株式を取得した。取得額は非公表で、買収には栃木銀の融資を活用した。小野茂樹社長は続投し、ファンドから社外取締役を迎える。

オノプラントは1946年に創業した航空機部品や半導体製造装置部品のメーカー。SUBARU(スバル)や三菱重工業、IHIエアロスペースなどとの取引がある。資本金は1400万円で2018年度の売上高は11億1100万円。

近年は売り上げが頭打ちになりつつあり、小野社長の年齢が60歳に近づき創業家からの事業承継も課題になっていた。経営管理などのノウハウを持つファンドの出資を受けることで投資などの的確な経営判断につなげ、事業拡大を図る。将来的には社内の人材が昇格する形での経営者交代を想定している。

新生企業投資の担当者は「ここまでアルミの小型製品に特化している会社は日本でも希少」とオノプラントを評価する。航空機需要が高まっているうえ、機体メーカーが部品の供給者に一貫生産体制を求めているため、ユニット製造への事業拡大も期待する。

株式の保有期間は3~5年程度の見込みで、その後については第三者への売却や後継経営者への譲渡、上場などの選択肢を検討していくという。

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