トヨタ系中堅部品5社 今期、3社が経常減益

2019/4/25 20:16
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トヨタ自動車系の中堅部品メーカー5社が、25日発表した2020年3月期の連結業績予想は、3社が経常減益を見込む。原材料費の高騰や人件費の増加などが影響した。自動運転や電動化など、自動車の次世代技術「CASE」の先行的な投資がかさむ中、利益成長が踊り場をむかえつつある。

大豊工業は32%の経常減益を予想する。中国で主要部品であるクランクシャフト向けの部品が伸び悩むとみる。生産工場のライン短縮など生産効率の改善のため日本で投資する。東海理化は人件費の増加などで4%の経常減益を見込む。

エンジン関連部品を手がける愛三工業は1%の経常減益を見込む。「材料費の高騰や、中国などアジアのローカル企業との競争激化が進む」(野村得之社長)。

一方で自動車マフラー大手のフタバ産業は、35%の経常増益を見こむ。トヨタが3年ぶりに国内投入した、多目的スポーツ車(SUV)の「RAV4」向けの受注が増える見込み。中央発条は8%の経常増益を見こむ。

各社が同時に発表した19年3月期通期決算は、5社全ての経常利益が前の期に比べ悪化した。

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