2019年7月20日(土)

2023年度までに3000億円投資 トヨタ、新テストコース

自動車・機械
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2019/4/25 20:46
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トヨタ自動車は25日、愛知県内に建設していた新たなテストコースの運用を始めた。今後もコースを増やし2023年度の本格稼働までに約3000億円を投じる。ドイツの有名サーキット「ニュルブルクリンク」を参考に建設した同拠点は厳しい走行環境を再現できるのが特徴。開発機能の拡充でトヨタが進める「いいクルマづくり」を加速させる狙いがある。

報道陣に公開したトヨタのテストコース(25日、愛知県岡崎市)

報道陣に公開したトヨタのテストコース(25日、愛知県岡崎市)

「わくわくドキドキを感じられるリアルなクルマづくりにつなげていきたい」。同日開いた竣工式で行政関係者なども含めた約70人が参加する中、トヨタの吉田守孝副社長は力を込めた。

新拠点の名称は「トヨタ・テクニカル・センター・シモヤマ」。豊田市と岡崎市にまたがる山間部で建設を進める。同日稼働を始めたテストコースは全長約5.3キロメートルで、自然の地形を生かして約75メートルの高低差、多数のカーブを設ける。運用開始に合わせて評価ドライバーを中心に約50人が働き始める。

23年度には東京ドーム139個分に当たる約650ヘクタールの土地に、約10種類のテストコースや研究開発棟を整備する計画。本格稼働時に約3300人が働くという。

トヨタは国内で豊田市の本社地区のほか、静岡県や北海道にテストコースを持つ。それぞれに役割を持たせており、新拠点や本社は発売時期が近い車両を試験する。新設計手法「TNGA」などを取り入れ、走行性能の向上に力を注ぐ中、試験の体制も拡充を図る。

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