2018年度の建機出荷額、過去最高 単月でも最高に

2019/4/25 19:22
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日本建設機械工業会(建機工)が25日発表した2018年度の建設機械出荷額(補給部品含む総額)は前年度比8.2%増の2兆8073億円と過去最高を記録した。欧米やアジア向けが好調で、国内も排ガス規制がらみの需要減が下期に回復した。

建機工は19年度の出荷額は18年度比で微増になるとみている(写真はコマツの建機)

外需は12.6%増の1兆8148億円と2年連続で増えた。北米でのエネルギー・道路関連のインフラ投資や中国を除くアジアでの鉱山需要などが堅調で、欧州向けも底堅かった。

内需は0.9%増の9925億円と3年ぶりに増えた。17年秋に排ガス規制強化に伴う旧型機の生産猶予が終了。駆け込み需要があったため反動減があったが、10月以降に回復した。

3月単月の出荷額は前年同月比6.8%増の3004億円と6カ月連続で増えた。単月での3000億円超えは1990年以降、初めて。

企業の業績も好調だ。日立建機は24日発表した19年3月期決算で売上高が初めて1兆円を超えた。ただ、最大市場の中国で現地メーカーが低価格の建機で攻勢をかけ日系メーカーが苦戦。現地工業会が悪質な乱売をやめるよう自粛を求めているが、先行きは不透明だ。

建機工は19年度について、18年度比で微増する見通しを発表している。建機需要は世界的に今後伸びが鈍るとみられており、各社は継続的な収益が見込める体制づくりを急いでいる。

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