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ゴーン元会長が再保釈、東京拘置所を出る

(更新)

日産自動車元会長、カルロス・ゴーン被告(65)が25日夜、東京拘置所から再び保釈された。東京地裁が同日、改めて保釈を認める決定をし、元会長は追加の保釈保証金5億円を納付した。検察側は決定を不服として準抗告したが、地裁に退けられた。

ゴーン元会長は25日午後10時20分ごろ、スーツ姿で弁護士に付き添われてワゴン車に乗り込み、東京拘置所を出た。

関係者によると、地裁は保釈条件として、事件関係者との接触や海外渡航の禁止、住居への監視カメラの設置、ネット利用の制限などを継続。今回は妻のキャロルさんとの接触も原則禁止とした。3月の保釈時と合わせ、納付した保証金は計15億円となった。

ゴーン元会長は米国の広報代理人を通じ、保釈に「感謝する」としつつも、妻との接触禁止は「残酷で不必要だ」とする声明を出した。

ゴーン元会長は3月6日にいったん保釈されたが、オマーンルートの特別背任事件で4月4日に再逮捕された。22日に追起訴され、弁護側は即日、保釈を請求していた。

検察側は保釈に反対する意見書で、不正支出された日産の資金の一部がキャロルさんが代表を務めるペーパーカンパニーに渡った疑いがあるとし、3月以前にキャロルさんが事件関係者と接触していたとも指摘した。

裁判所は、ゴーン元会長が証拠隠滅を図る疑いはあると判断しつつも、関係者との接触禁止などの保釈条件によってそうした行為を防げると判断したもようだ。元会長が体調不良を訴えていることも考慮したという。

東京地検の久木元伸次席検事は「ゴーン元会長が事件関係者への働き掛けを企図していたことを認定し、罪証隠滅の疑いがあるとしながら(地裁が)保釈を許可したことは誠に遺憾」とコメントした。

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