橋田壽賀子(5)丸めがね - 日本経済新聞
/

この記事は会員限定です

橋田壽賀子(5)丸めがね

容姿を「悲観」 友人持たず 戦時下 もんぺと下駄で通学

[有料会員限定]

私は友人がいない女学生だった。誰かと話していても、相手の気持ちを害さないかとそればかりが気になる。好かれなくとも、嫌われるよりいいから、友達を持たないことにした。堺高女には食堂があったが、行ったことがない。弁当を一人で食べた。

黒板の文字が見えづらくなり眼鏡をかけたのは小学2年生のときだった。近所のおばさんが「壽賀子ちゃんのヒカンはどこ?」と聞いた。「ヒカン」は「悲観」で、劣等感のことだと思った...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り1085文字

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません