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ビール4社、パレット共同回収を全国に拡大

アサヒビールやキリンビールなどのビール大手4社は25日、フォークリフトなどで商品を運ぶ際に使う荷役台「パレット」の共同回収を全国に広げると発表した。2018年11月に東北エリアで始めており、今夏以降、順次地域を広げる。人手不足でトラック運転手などが不足し物流費が上昇するなか、競合各社が連携して効率化を進める。

アサヒ、キリン、サントリービール、サッポロビールの4社による取り組みで、7月に対象を首都圏、東海、九州エリアに拡大する。11月以降、その他の地域に広げ、全国で展開を始める。

回収するパレットはビール系飲料や清涼飲料などの商品を卸会社などに納める際に使う。現在は4社がそれぞれ運んだ分を回収する場合が多い。共同回収では卸会社ごとに担当する社を決め、4社分をまとめて回収する仕組みにする。

トラックの積載効率を改善し、運行台数の削減につなげられるほか、二酸化炭素(CO2)の排出量も減らせる。7月に対象エリアを広げた時点で、年間のCO2排出量を従来の半分程度に抑えられる見込みという。

先行して取り組みを始めた東北エリアでは、卸会社からもパレットの返却先が4社から1社に集約され、業務が効率化したとの声が多いという。

ビール業界ではパレットの規格を統一し、1992年から共同利用や無選別での回収といった取り組みを進めてきた。ただ卸からの回収は各社が個別に対応する状態が続いていた。物流コストが膨らむ中、競争環境が妨げられない範囲で連携する。

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