オリエンタルランド、今期純利益28%減 35周年イベントの反動で
東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドは25日、2020年3月期の連結純利益が前期比28%減の653億円になる見通しと発表した。前期にTDR開業35周年にあわせた年間イベントを催し、今期は反動で入園者数が減ると想定している。
売上高は9%減の4792億円。TDR全体の入園者数は前期比8%減の3000万人の見通し。東京ディズニーシーで新アトラクション「ソアリン」が7月にオープンするため、集客の押し上げ効果が見込める。半面、東京ディズニーランドは前期のイベントの反動減が大きくなる可能性がある。営業利益は929億円と28%減の計画だ。
19年3月期の連結決算は売上高が前の期比10%増の5256億円、純利益は11%増の902億円だった。純利益は過去最高。主力の首都圏のリピーター客に加え、地方からの来園者が増えた。
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