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米製薬大手ギリアド、米国内にがん遺伝子治療の新工場

【ニューヨーク=西邨紘子】製薬大手の米ギリアド・サイエンシズは24日、メリーランド州に傘下カイトが手掛けるがんの遺伝子治療薬の生産拠点を新設すると発表した。患者の免疫細胞を使った遺伝子治療薬で生産能力を拡充する。投資額や稼働時期は明らかにしていない。

米ギリアド・サイエンシズ社屋外観=ロイター

カイトは患者の免疫細胞に遺伝子改変を加え、体に戻してがんを攻撃させる新しいタイプのがん治療薬を手掛ける。2017年、米国ではじめて同技術を使った血液がん治療薬「イエスカルタ」が承認を受けた。1回の治療にかかる費用が4000万円を超える「超高額薬」としても話題を呼んだ。メリーランド州の新工場は、米カリフォルニア州とオランダに続く3カ所目の生産拠点となる。

「遺伝子改変T細胞療法(CAR-T)」と呼ばれる同分野のがん治療薬では、業界の開発競争が激しくなっている。日本では19年、ノバルティスファーマのライバル薬「キムリア」の製造・販売が承認された。19年に米ブリストル・マイヤーズスクイブが同技術を持つセルジーンを約70億ドルで買収したほか、武田薬品工業も同薬の開発に参入を表明している。

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