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田辺三菱、前期純利益4割減 ロイヤルティー収入減

田辺三菱製薬は24日、2019年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前の期比41%減の320億円になったと発表した。従来予想に125億円届かない。スイス製薬大手のノバルティスからのロイヤルティー収入を巡り同社と係争中のため、一部の収益を計上しないことが響いた。

争いの対象は体の一部にマヒなどの症状が出る難病、多発性硬化症の治療薬「ジレニア」。田辺三菱は世界での販売権を持つノバルティスから売り上げに応じてロイヤルティーを受け取る。18年3月期のロイヤルティー収入は577億円だった。ただノバルティスは一部ロイヤルティーの支払い義務がないと国際商業会議所(ICC、本部パリ)に仲裁を申し立てている。田辺三菱は「問題ない」との見解だが、係争が終結するまで同収入の一部を計上しない。

19年3月期のロイヤルティー収入全体は630億円と、ジレニアの19年1~3月期分の68億円が当初見込みから減る見通し。仲裁判断によっては終結時に特別利益に計上する可能性があるが、それまでは同収入が大きく落ち込む見込みだ。

売上高は2%減の4245億円と従来予想から105億円引き下げた。米国で販売しているALS(筋萎縮性側索硬化症)治療薬「ラジカヴァ」が振るわなかった。

18年秋に中期経営計画の見直しにつながったイスラエル子会社の新薬の発売計画の延期に関しては、減損の必要がないと結論づけた。

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