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サービスロボに新風 女性の感性も生かせ

D.K.T.・出村賢聖社長、X-mov Japan・長安成暉社長 後編(日経STARTUP X)

高校3年生で起業したD.K.T.(金沢市)の出村賢聖社長とX-mov Japan(兵庫県赤穂市)の長安成暉社長がともに見据えるのが、サービスロボットの普及だ。家庭や公共施設などで人に寄り添い、手助けをするロボットのシェアがいずれ産業用ロボットを超える日がくる。その時をにらみ、既存の概念にとらわれない機能やデザインを備えたロボットの開発に余念がない。出村社長は動画配信サイト「Paravi(パラビ)」の日経オリジナル番組「日経STARTUP X」で、女性の感性を生かすロボット開発のプロジェクトについて語った。

出村社長がロボット開発に興味を持ったのは中学校で科学部に入部したのがきっかけ。それまでロボットは特に好きじゃなかったと明かす。長安社長は高校生で国体選手に選ばれるほどサッカーに打ち込んでいたが、ソフトバンクのPepper(ペッパー)発表会を目にしたのを機にロボットに関心を寄せるようになった。2人とも米シリコンバレーに滞在する機会をもち、現地の研究者の姿や開発プロセスなどに触発されるところが多かったという。

出村賢聖(でむら けんせい)(左)1997年生まれ。中学生時代からロボット開発に本格的に取り組み、米シリコンバレーの企業で短期間働いたことがある。2016年にD.K.T.を設立し社長に。 長安成暉(ながやす なりき)1998年生まれ。2017年にX-mov Japanを設立し社長兼最高経営責任者(CEO)に。関西学院大学在学中。

2035年には産業ロボットとサービスロボットのシェアが同等になるともいわれる。これまで日本のロボット産業をけん引してきた世代は産業用に軸足を置いてきたが、長安社長はサービスロボットの将来性に着目。「今から取り組めばサービス分野のパイオニアになれる」と考え、起業に踏み切ったと話す。出村社長は旧来の家屋を前提とするため無駄な機能が多かったり、戦闘アニメのようなデザインイメージにとらわれたりしている家庭用ロボの開発思想に疑問を呈する。現在手掛けている独自のプロジェクトを通して、女性の発想や感性をロボットに反映させていきたいと抱負を語った。

(2019年3月27日収録)

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