パジェロ、国内向け生産8月終了 三菱自動車が発表

2019/4/24 14:22
保存
共有
印刷
その他

三菱自動車は24日、多目的スポーツ車(SUV)「パジェロ」の国内向け車両の生産を8月で終えると発表した。24日に発売したモデルを最後にして、約30年にわたる歴史に幕を下ろす。1990年代にはレジャー車ブームをけん引した看板車だが、消費者の嗜好の変化から販売が縮小していた。国内販売は販売店の在庫がなくなり次第、終了になる。

三菱自動車が24日に発売した「パジェロ ファイナルエディション」

三菱自動車が24日に発売した「パジェロ ファイナルエディション」

24日に特別仕様車「パジェロ ファイナルエディション」を発売した。販売台数は限定700台で、希望小売価格は453万円。国内向けの現行モデルも8月に生産を終える予定。輸出や海外で生産する派生車「パジェロスポーツ」の販売は続ける。

パジェロは82年に発売され、3月までに国内累計で64万台超を販売した。00年以降は軽自動車の売れ行きが伸び、車体が大きく、燃費も悪いパジェロの人気も下火となった。18年度の国内販売は約620台だった。

悪路に強い走破性に加えて、採算性が高く輸出向けも活況だったが、近年は各国の厳しい排ガス規制に適応できず販売が減少している。

今後については「ブランド名を冠した環境対応車を発売する可能性はある」(同社幹部)が、パジェロ直系となる新型車の開発は終了する。

【関連記事】「パジェロの町」岐阜県坂祝町、国内向け生産終了波紋

電子版の記事が今なら2カ月無料

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]