2019年5月21日(火)

佐賀知事「新幹線整備求めず」長崎新幹線 新鳥栖―武雄温泉で
26日与党検討委出席

九州・沖縄
2019/4/24 17:00
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九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)の未整備区間、新鳥栖―武雄温泉について、佐賀県の山口祥義知事は24日の定例会見で「一番申し上げたいのは佐賀県はこれまでも(同区間の)新幹線整備を求めたことはなく、今も求めていないということ。条件闘争をしているかのように言われたりもしたが、全く本意ではない」と述べ、JR九州や長崎県が求める全線フル規格化による整備に否定的な考えを改めて強調した。26日の与党検討委員会によるヒアリングには山口知事が出席し、同様の主張を行う。

長崎新幹線について佐賀県の考えを説明する山口祥義知事(24日、佐賀県庁)

長崎新幹線は2022年度に武雄温泉―長崎間がフル規格で暫定開業する予定。この点に関しては佐賀県も国やJR九州などと「6者合意」をしており、建設費高騰による追加負担分の支払いにも応じる方針だ。

ただ、新鳥栖―武雄温泉間の新幹線整備には合意しておらず、自民党が多数を占める佐賀県議会も積極的ではない。山口知事は「県民のいろんな声を聞いたが、現時点で佐賀県側から話をすることはない」と議論に応じない姿勢を明確にした。

長崎新幹線は与党検討委が6月をメドに、フル規格かミニ新幹線かの整備方法を決める見通し。19日には国土交通省の担当者が佐賀県庁を訪れ、全線フル規格で整備した場合の佐賀県負担額の国の試算を伝えている。

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