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日立、米ロボットシステム会社を買収 1500億円超

日立製作所は24日、産業用ロボットを使った生産システム事業を手掛ける米JRオートメーションテクノロジーズを買収すると発表した。買収額は14億2500万ドル(約1582億円)で、2019年中に買収を完了する見通しだ。北米の自動車や航空機産業などに顧客基盤を持つ同社の買収を通じて、日立が注力しているあらゆるモノがネットにつながるIoT事業を拡大する。

日立は米投資ファンドのクレストビュー・パートナーズの関係会社などから、JRオートメーションの全株式を取得する。19年の買収完了に向けて認可手続きや諸条件の整備を進める。

JRオートメーションは産業用ロボットを使って効率の高い生産ラインや物流システムを構築することに強みを持つ。1980年に創業し、18年の連結売上高は約6億ドル(670億円)。19年3月末時点の従業員数は2000人。

日立は17年に空気圧縮機の製造・販売を手掛ける米サルエアーを買収し、北米の産業機器市場に本格参入した。JRオートメーションが持つ生産ラインの構築ノウハウや日立のデジタル技術を組み合わせて、今後成長が見込まれる北米市場を開拓する。

日立はデジタル技術を活用して製造現場などからデータを収集し、業務を効率化するIoTサービスを新たな収益源に育てようとしている。18年12月にはスイスの重電大手ABBから電力システム事業の買収を決めるなど、IoT事業と関連性の高い分野でM&A(合併・買収)を加速している。

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