スリランカ爆破テロ 実行犯に富裕層 大半に犯罪歴なく

2019/4/24 6:25
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【ムンバイ=早川麗】外国人を含む321人が死亡したスリランカの爆破テロで、捜査当局は23日までに40人を拘束した。スリランカの地元メディアなどが報じた。8カ所で起きた爆発のうち7カ所は自爆とされ、このうち実行犯の6人は過去に犯罪歴がなく、富裕層出身者も含まれているという。

爆破テロの犠牲者の葬儀で泣き崩れる親族ら(スリランカ・コロンボ)=AP

爆破テロの犠牲者の葬儀で泣き崩れる親族ら(スリランカ・コロンボ)=AP

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当局は8カ所の爆発のうち、最大都市コロンボの五つ星ホテル「シャングリラ」で自爆テロを実行した犯人の身元を確定した。インド紙インディアン・エクスプレスによると、この実行犯はスリランカの裕福な家庭の出身者だった。

貧困や失業、出稼ぎ先での差別などに直面し、将来の展望を描けない若者らが、高い報酬で戦闘員を集める過激派組織に流れているとの指摘もある中、スリランカの実行犯はこれに当てはまらない可能性がある。

キリスト教会や高級ホテルなど8カ所で21日に起きた爆破テロ事件では、死者が321人、負傷者が約500人に上り、日本人も1人犠牲になった。23日には中東の過激派組織「イスラム国」(IS)が系列メディアを通じて犯行を認める声明を出した。

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