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米ナスダック指数、8カ月ぶり最高値 業績懸念和らぐ

【ニューヨーク=宮本岳則】23日の米国株式市場では、ハイテク株を中心に構成するナスダック総合株価指数が3日続伸し、2018年8月29日以来、約8カ月ぶりに史上最高値を更新した。ダウ工業株30種平均も反発し、最高値まで約1%に迫っている。この日までに発表の米企業決算は市場が事前に懸念していたほど悪くなく、投資家は株式や原油先物などリスク資産に資金を振り向けやすくなった。

23日の米株相場は朝方から買い優勢で始まった。米主要株価指数は徐々に上げ幅を広げる展開となり、ナスダック指数のほか、機関投資家が指標として重視するS&P500種株価指数も18年9月以来、7カ月ぶりに史上最高値を更新した。ダウ平均は18年12月24日につけた直近安値からの上昇率が20%を超え、最高値更新を視野に入れる。市場では「しばらく上昇基調が続く」(米インスティネットのトレーダー、フランク・カッペレリ氏)との見方が多い。

4月中旬から本格化した米企業の19年1~3月期決算発表が、投資家のリスク選好を後押しした。23日は米飲料大手コカ・コーラや米短文投稿サイトのツイッター、米防衛大手のロッキード・マーチンなど幅広い業種で市場予想を上回る内容の決算が発表された。日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の幹部は23日の米CNBCのインタビューで、景気減速懸念のくすぶる中国でも、強い成長が見られたと話した。

市場はこれまで企業業績の先行きを慎重に見ていた。調査会社リフィニティブによる集計では、主要500社の1~3月期の純利益は4%減益が見込まれていた。ただし、ここまでの決算内容をうけて「アナリスト予想は年初の経営者コメントに引きずられて、保守的すぎた可能性がある」(米投資顧問インバーネス・カウンセルのティム・グリスキー氏)といった声も出始めた。投資家の先行き懸念後退が、相場をもう一段押し上げる原動力となった。

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