2019年5月22日(水)

サッカー

うかつな2失点 川崎、敗退の危機いまだ脱せず

2019/4/23 23:59
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82分の同点弾は、左サイドからキリをもみこむような突破を繰り返した斎藤の一念が天に通じたかのようだった。蔚山の守り手を1人はがして折り返し、後半から出場のFW知念がこぼれ球を押しこんだ。

【ACL、広島が勝って首位浮上 川崎は引き分け】

小林のクリーンシュートで先制。しかし後半追加タイムの一本は無情にもポストをたたいた(23日、等々力)=共同

小林のクリーンシュートで先制。しかし後半追加タイムの一本は無情にもポストをたたいた(23日、等々力)=共同

H組最下位の川崎はなおも攻めつづけ、首位の蔚山は時間を使って逃げを打つ。背水のホームチームの執念は、最後に実るかに見えた。後半追加タイムにポストをたたいたFW小林のシュートが入っていれば……。

「悔しいの一言。(この引き分けを)次につなげたい」と斎藤。覆水盆に返らず、川崎は2年連続1次リーグ敗退の危機をいまだ脱していない。

逸機の主将・小林には先制のクリーンシュートという功があり、責められないが、前半の2失点には後悔しか残らない。

鬼木監督の観測に従えば「(先制)点をとった後、少し下がって様子を見てしまった」。パスミスから蔚山に与えた18分のCKで、ファーサイドに詰めた朴鎔宇に対してあまりにも無防備だった。2つ目の失点は自分たちのスローインから。相手が網を張ったところにボールを放ってロストして、快足ジュニオールの中央突破を許している。

国内では自分の間合いで戦える川崎が、ACLという他流試合になるとうかつさばかりが先に立つ。大きな財布をぶら下げて、スリに遭ってばかりいる日本人旅行者のように。「相手の大きさ、強さ、速さはJと違うと感じる」とMF大島は言うのだが、リーグ王者の看板をしょってアジアを渡って2年目だ。もう少し旅慣れていてもよさそうなものではないか。(阿刀田寛)

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