発音ミスに罰金はアカハラ? 教授が停職「不当」と提訴

2019/4/23 20:57
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声楽の授業で発音を間違えた学生に罰金100円を求めた行為はアカデミックハラスメントに当たらないとして、愛知教育大の林剛一教授(58)が23日、大学に停職6週間の懲戒処分の取り消しを求める訴えを名古屋地裁に起こした。

訴状によると、林教授は2017年5月~18年5月、授業でイタリア語やロシア語の発音を間違えた学生に「罰金」として100円を要求したほか、指導に従わない学生を怒鳴ったり、学生の大学院入試の点数が低いことを他の学生の前で明かしたりするなどした。大学はこうした行為をハラスメントと認め、教授を停職処分とした。

林教授の代理人弁護士は「罰金は学生らが食べる菓子代に使われており悪質性がない。素直に従わない学生を叱責し、間違いを正すことは教育上必要だ」と主張。教授会の審議を経ずに停職とした手続きも問題視し、処分は無効と訴えている。

愛知教育大は「現段階で何も聞いていないため、コメントできない」としている。

林教授が先行して申し立てた仮処分では、名古屋地裁が3月13日付の決定で「教授会の審議を経なかった停職処分は無効」と判断し、卒業演奏会が開かれた同14日に限って処分を停止した。

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